COLUMNコラム

【ニュースリリースvol.4】音と画が創り出すセーフティーゾーン

2018/08/24金

音と画が創り出すセーフティーゾーン

子ども達に忍び寄る危険はすぐそこに… 教育施設向けカメラを推進する動き

 

 全国各地の通学路・商店街などに設置されている街頭防犯カメラ「安視ん君」の開発・製造を手掛ける、株式会社プロ テック(所在地:広島県福山市、代表取締役:永井健三)は、今夏、某自治体の発注を受け放課後児童クラブに音声録音付カメラ設置工事を行う。

 子ども達が巻き込まれる事件は後を絶たない。近年、通学路や公園など街頭防犯カメラ設置の必要性は全国的に高まりつつある。官公庁や警察、自治会が主体となって、導入・設置の動きが進んでいる。
 また、学校への不審者・不審車両の侵入を抑止する目的として、学校入口付近や門扉に設置するケースも増えてきている。カメラ設置前と比較すると、設置後の不審者侵入頻度が減少していることが確認されている。ゴミなどの投げ込みについても頻度が減っており、整然とした環境は犯罪発生を抑制するという観点からも、学校入口への設置については教育委員会や職員、保護者からも理解を得られている。
 今回は、 「音」(音声)・「画」(画像)を記録するカメラとレコーダー、モニターのセットを当該市の放課後児童クラブの教室内(全クラブ20 ヶ所以上)に設置する。
 健やかに過ごすはずの時間に施設内で事故やいじめが起こっているかもしれない。危険行動や職員の暴言・暴力が行われているかもしれない。そのような予測される不安要素に目を向け「もう一つの見守る耳・目」として、「録音可能」な防犯カメラの設置が注目された。
 一方、職員からは「監視されているようで、普段の保育・教育がやりづらい」という声も上がる。 しかし、今回設置するカメラは、他の場所で常時監視しているというわけではない。カメラに「『音』と『画』 を記録し、事件や事故が発生時など必要な場合のみデータを取り出して検証材料とするのである。
 このことは事件には発展しないような些細な出来事も「音」と「画」 を証拠として残すことができ、処遇にあたる職員を守る手段にも なる。
 「そのことが、音声録音付カメラ導入の決め手となった」と某市担当課は説明する。
 これまでは、「画」を記録できるカメラが主流であったが、今回導入 が決定した「音」も記録できるカメラへの需要は今後拡大していくものと思われ、実績を元に各自治体や教育・保育施設、介護施設等に提案を進めていく予定である。

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