レンタル、だから出来る　即、設置　即、防犯対策

プロテックが本格的にレンタル事業展開

録画一体型防犯カメラ「安視ん君（あんしんくん）」の開発・製造および、消防・電気・通信・防犯等の設計・施工・保守・管理を手掛ける、株式会社プロテック（所在地：広島県福山市、代表取締役：永井健三）は、企業向けに自社カメラ製品のレンタル事業を本格的に開始した。

昨今のコロナ禍でのイベント開催等で、来場者の体温を計測するサーマルカメラの需要は高い。「その時だけ設置したい」とのカメラ短期レンタルにも対応。また、工事現場などへ簡易設置できる「通信機能付カメラ」等ラインナップを揃えている。プロテックのカメラ全製品を対象とし、設計から施工、アフターフォローまでシステムでの提案も可能としていく予定。

　先行して、３月９～１２日に東京ビッグサイトで開催された展示会「SECURITY SHOW 2021」でレンタル事業開始を発表した。ブース来場者のなかには、東京オリンピック開催に併せて、サーマルカメラ短期レンタルを希望する案件もあり、カメラレンタルへの期待の高さを感じられた。注目を集めたのは、プロテックのサーマルカメラはオプションの豊富さ。例えば、サーマルカメラのスタンドに一体化できる手指消毒用のアルコール噴霧器や、高体温の人を検知した場合に管理者に知らせる回転灯、測定した体温を感熱紙に印字するプリンター等があり、設置箇所や運用方法に応じてオプションを追加できる。

　また、通信機能付カメラ「視える君（みえるくん）」は、簡単設置、コンセントを挿すだけですぐに視られるネットワークカメラ。操作は簡単だが、もし使い方がわからない時でもプロテックのカスタマーサポート（TEL：0120-26-1094）に連絡すれば、遠隔でサポートを受けられる。

一方、録画一体型防犯カメラ「安視ん君（あんしんくん）」は、公益社団法人日本防犯設備協会の認定（RBSS）を受けた優良防犯機器であり、防犯設備士または総合防犯設備士による年１回の保守点検を行っている。そのため、プロテックが契約している全国の取扱店からのサービスとなるが、設置箇所や機種の選定、施工、アフターフォローまでを含んだ、システムでのレンタルを提供していく。

レンタルのメリットとして、次の点が挙げられる。

①初期費用を抑えられる

②必要な期間に安価に設置できる

③経費として計上できるため資産計上が不要

④予算の確保が容易

新サービス開始によってサーマルカメラや防犯カメラ設置についての選択肢が増え、住民の安全・安心への期待に加速することを望んでいる。