【ニュースリリースVol.1】通信機能付きカメラが畜産農家の負担を軽減!
2018/05/31木
遠隔地からスマホやPCでカメラ映像確認
ネット環境ないところにこそ本領発揮
全国各地の道路・商店街に設置されている街頭防犯カメラ「安視ん君」の開発・製造を手掛ける、株式会社プロテック(所在地:
広島県福山市、代表取締役:永井健三)は、通信機能付きカメラ「視える君」シリーズ3機種を揃え、2018年6月より提供開始しています。
「視える君」開発のきっかけは広島県北部で地元ブランド牛「比婆牛」を育てる、ある農家さんからの声でした。
「牛舎と自宅が離れている。母牛の分娩の兆候を確認するために、雨の日も夜中もわざわざ牛舎まで行くのが負担だ」
——母牛の体内に温度センサーを挿入しておき、破水と共に体外にセンサーが排出されると、メールで分娩開始を知らせるというシステムは導入済でした。
しかし、母牛が尻尾を振りセンサーが脱落した場合もメールを発信するため、その度に確認に行かなければならないことが農家さんの負担でした。
畜産業界では、牛舎から離れた場所から牛の様子を見守るカメラシステムとして他社従来品がありましたが、電気工事や通信引込工事が必要でした。
「視える君」は通信機能が付いているので、光やADSLなどインターネット環境がなくても携帯電話のつながるところであれば、
コンセントを挿すだけ・カンタン設定で、日本全国どこからでもスマホやPCで映像確認ができます。
また、機器価格は従来品と比較しておよそ50~30%。通信料は月々必要ですが、光回線の利用料に比べ負担が少ないところが魅力。
「視える君」を導入いただいた農家さんからは「雨の日や夜間に家に居ながら牛の様子が確認できて、本当に助かる。仲間にもいいものがあると教える」とのお言葉。
農家さんの負担軽減の一助となりました。
既に商品化されていた屋外用画角固定型に加え、ご要望の多かった屋外用 PTZ(首振り・ズーム)型、屋内用首振り型もラインナップに加わり、3機種に拡大しました。
畜産業界の見守りだけでなく、建設業界の資材盗難防止、別荘・空き家の管理、畑の作物 盗難防止や鳥獣監視、ひとり暮らしのご両親の見守りなど、様々な場面でお使いいただけます。
商品特徴
1:通信機能と一体化したカメラなので、インターネット環境が無くても、遠隔地のスマホやPCから映像確認(リアルタイム確認、録画データの確認)ができる
2:電源 ON、スマートフォン無料アプリの入手、QR コードによるカメラ情報の読み込みの3ステップでカンタンに設定できる
3:赤外線照射により、夜間撮影にも対応(白黒映像となります)
4:携帯電話回線(3G/4G 回線)を利用した通信機能の通信費は、月額 2,070 円(税抜)